
日本国籍者がバングラデシュへ渡航する場合、原則として渡航目的に合ったビザが必要です。
観光、商談、工場視察、技術作業、就労など、現地で行う活動によって申請すべきビザが異なります。
この記事では、バングラデシュのビザの種類、必要書類、料金、申請方法、取得までの流れを、公式情報に基づいて分かりやすく解説します。
公式情報確認日:2026年10月19日
ビザ制度や必要書類は変更される場合があります。申請前に必ず最新の公式情報をご確認ください。
日本人はバングラデシュのビザが必要?
日本国籍者がバングラデシュへ入国する場合、原則としてビザが必要です。
観光旅行だけでなく、商談、取引先訪問、工場視察、技術指導、就労、留学などの場合も、渡航目的に合ったビザを取得しなければなりません。
短期滞在であっても、現地企業との商談を行う場合は商用ビザ、設備の設置や保守を行う場合はE1ビザなどに該当する可能性があります。
滞在日数ではなく、現地で何をするかを基準に選ぶことが重要です。
バングラデシュビザの主な種類
| 種類 | 主な対象 |
|---|---|
| 観光ビザ・T | 観光、旅行、学術セミナーなど |
| 商用ビザ・B | 商談、企業訪問、工場視察など |
| 就労ビザ・E | バングラデシュ国内での雇用 |
| E1ビザ | 設備の設置、保守、監督、技術作業など |
| 学生ビザ・S | 大学や学校での就学 |
| 投資家ビザ・PI | 投資、現地事業の管理 |
| 研究ビザ・R | 研究、研修、インターンシップ |
| NGOビザ・N | NGOに関係する活動 |
申請するビザは、肩書や滞在期間だけでなく、実際の活動内容によって判断されます。
観光ビザと商用ビザの違い
観光ビザ
観光、個人旅行などを目的とする場合のビザです。
公式案内では、観光ビザは6か月のシングルエントリー、1回の滞在期間は30日とされています。
ただし、実際の発給内容は審査によって決まります。
商用ビザ
商談、取引先訪問、工場視察、市場調査などを目的とする場合のビザです。
現地で設備の設置、保守、技術指導などを行う場合、一般的な商用ビザではなくE1ビザに該当する可能性があります。
判断が難しい場合は、申請前に駐日バングラデシュ大使館へ確認してください。
ビザ申請の流れ
日本から申請する場合の基本的な流れは次のとおりです。
- 渡航目的に合うビザを選ぶ
- 政府のオンライン申請フォームを英語で入力する
- バーコード付き申請書を印刷する
- ビザ別の必要書類を準備する
- 駐日バングラデシュ大使館へ提出する
- 審査後、パスポートを受け取る
オンラインでフォームを入力しただけでは、申請は完了しません。印刷した申請書と必要書類を大使館へ提出する必要があります。
観光ビザの必要書類
主な必要書類は次のとおりです。
- バーコード付きオンライン申請書
- パスポート原本
- パスポートの個人情報ページのコピー
- 最近撮影した証明写真1枚
- ホテル予約確認書
- 航空便の情報
パスポートには、少なくとも6か月の有効期間と2ページの空白ページが必要です。
日本国籍以外の方には、在留カード、在職証明書または在学証明書なども求められます。
商用ビザの必要書類
主な必要書類は次のとおりです。
- バーコード付きオンライン申請書
- パスポート原本とコピー
- 証明写真1枚
- ホテル予約確認書
- 航空便の情報
- 日本側企業・団体の推薦状原本
- 商工会議所による裏書、または企業プロフィール
- バングラデシュ側の招聘状
- 名刺
マルチプルビザを申請する場合は、バングラデシュ側からの招聘状が必要書類として明記されています。
書類ごとに渡航目的、日程、訪問先が異ならないよう、内容を統一してください。
ビザ申請料金
駐日バングラデシュ大使館の案内では、日本国籍者の政府ビザ申請料金は無料です。
ただし、次の費用は別途発生する場合があります。
- 証明写真代
- 印刷、コピー代
- 商工会議所の手続き費用
- 大使館までの交通費
- 書類の発送費用
- 民間事業者の申請代行手数料
政府へ支払うビザ料金と民間事業者の代行手数料は、別の費用です。
申請から取得までの日数
公式ページの処理期間は「at least 4 (seven) workdays」と表記され、4営業日と7営業日が混在しています。
特定の日数で必ず発給されると判断しない方が安全です。
追加書類や大使館の休館日も考え、渡航日の3~4週間前までに準備を開始することをおすすめします。
到着時ビザは利用できる?
日本国籍者は、バングラデシュ到着時にVisa on Arrivalを申請できると案内されています。
ただし、到着時の審査によって発給されるため、必ず取得できるわけではありません。
重要な商談や日程変更の難しい出張では、出発前に大使館でビザを取得する方が安全です。
この項目は、後日「バングラデシュの到着時ビザ」という専門記事を作り、そこへ内部リンクを設置します。
よくある質問
オンラインだけで申請できますか?
オンライン入力だけでは完了しません。申請書を印刷し、必要書類とともに大使館へ提出します。
申請書は日本語で入力できますか?
オンライン申請システムは英語のみ対応しています。
郵送で申請できますか?
大使館は郵送申請を受け付けていません。本人または代理人が大使館へ持参する必要があります。
日本人のビザ料金はいくらですか?
日本国籍者の政府ビザ申請料金は無料です。ただし、申請代行手数料や書類準備にかかる費用は別途必要です。
ビザを取得すれば必ず入国できますか?
ビザの発給は入国そのものを保証するものではありません。最終的な入国可否は、到着時の入国審査で判断されます。
まとめ
日本国籍者がバングラデシュへ渡航する場合、原則としてビザが必要です。
正しく申請するためには、滞在日数ではなく、現地で行う活動を具体的に整理することが重要です。
- 観光なら観光ビザ
- 商談や企業訪問なら商用ビザ
- 設置、保守、監督などを行う場合はE1ビザの可能性
- 現地で雇用される場合は就労ビザ
日本国籍者の政府ビザ申請料金は無料ですが、オンライン申請書の作成、必要書類の準備、大使館への提出が必要です。
申請区分の判断や英語でのオンライン申請、推薦状・招聘状の準備に不安がある場合は、申請代行サービスをご利用ください。
